特集

第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

特集一覧

将棋

第79期名人戦A級順位戦 糸谷哲郎八段-稲葉陽八段 第44局の2

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷

稲葉は悔やんだ

 図の局面。糸谷は昼食を挟む55分の長考で[先]3五歩と打った。

 「[後]5四歩と突いたところで[先]3五歩の筋はチラリと見えたのですが、思っていたより厄介でした。突いてくるなら分かるのですが打ってくる手でしたので軽視してしまいました。図の[後]5四歩は18分で指す手ではありませんでしたね。この歩を突く前に考えなければいけませんでした」と局後に稲葉は悔やんだ。

 [先]3五歩に[後]同歩と応じると[先]4三銀!と放り込んでくる手がある。(1)[後]同金なら[先]2三角成で先手成功。(2)[後]3三金、または(3)[後]2二金として後手は耐えることになりそうだが、先手は[先]6五歩と突いて[先]6四歩[後]同銀[先]5四銀成の筋を見せれば後手陣を乱して満足だ。「[先]3五歩を後手は取れなそうかなと思いました」と糸谷が言い「確かに取れないのでは……」と稲葉は…

この記事は有料記事です。

残り405文字(全文793文字)

【第79期名人戦】

時系列で見る

あわせて読みたい

注目の特集