「AIブッダ」が悩み解決 仏教経典から回答 京大など開発

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記者会見で人工知能(AI)「ブッダボット」について説明する京都大こころの未来研究センターの熊谷誠慈准教授(中央)ら=京都市左京区の同センターで2021年3月26日午前11時13分、福富智撮影
記者会見で人工知能(AI)「ブッダボット」について説明する京都大こころの未来研究センターの熊谷誠慈准教授(中央)ら=京都市左京区の同センターで2021年3月26日午前11時13分、福富智撮影

 京都大こころの未来研究センターなどの研究グループは、現代人の悩みや社会の課題に対し、仏教的な視点から回答する人工知能(AI)「ブッダボット」を開発した。パソコンに相談事を入力すると、煩悩の数と同じ108通りの文章で回答してくれる。同センターの熊谷誠慈(せいじ)准教授(仏教学)は「ブッダボットであればいつでも、どこでも、誰でも、どんな質問でもできる。そのことが、仏教への信頼を高めるきっかけになれば」と期待を込めている。

 研究グループは、米グーグルが提供する「BERT」というアルゴリズム(計算手法)を応用。最古の仏教経典「スッタニパータ」から現代でも理解しやすい説法を選び、質問と回答のリストを作成して機械学習させた。現時点では質問に対し、108通りの文章で回答できる。開発には、仏教学者の協力も得た。

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