無免許隠して自衛隊車両を2年間運転 3等陸曹を懲戒免職

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防衛省=東京都新宿区で、小川昌宏撮影 拡大
防衛省=東京都新宿区で、小川昌宏撮影

 陸上自衛隊小郡駐屯地(福岡県小郡市)は20日、無免許運転を隠して自衛隊車両を約2年にわたり運転したなどとして、西部方面後方支援隊の男性3等陸曹(27)を同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。

 駐屯地によると、男性は2018年3月に運転免許の更新を忘れて失効。翌月に気付いたにもかかわらず、同年8月~20年5月に計13回、他の隊員を乗せるなどして公道で自衛隊車両を運転した。さらに20年4月に新たな資格の運転免許を取得する際、失効を隠すため無断で同僚の運転免許証をコピーして有効期限を切り取るなどして免許証を偽造したが、提出を受けた自衛隊員が気付いて発覚した。

 男性は有印公文書偽造などの罪で福岡地裁に在宅起訴されている。駐屯地では車の運転前に隊員同士で免許証の確認をするが、有効期限の確認を怠っていたという。同駐屯地の中村博之3等陸佐は「日ごろの指導にもかかわらずこのような事案が発生したことは遺憾。今後、隊員の服務指導に努める」とコメントした。【吉川雄策】

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