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「やまゆり園」パラ採火 事件現場が祭典の地に? 当事者不在の「共生社会」 利用者・家族へ説明なく決定

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聖火がともるトーチ=和歌山県かつらぎ町で2021年4月10日(代表撮影)
聖火がともるトーチ=和歌山県かつらぎ町で2021年4月10日(代表撮影)

 これが「共生社会」なのか。東京パラリンピックの聖火の採火を、2016年に入所者ら45人が殺傷される事件が起きた相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で行うとした相模原市の決定。市は「共生社会の実現」を願って発案し、神奈川県や東京オリンピック・パラリンピック組織委員会も「了承」していたという。しかし、遺族や家族に知らされたのは市の決定から約5カ月後だった。なぜこんなことが起きたのか。

 相模原市オリンピック・パラリンピック推進課によると、採火場所をやまゆり園にする方針を決めたのは昨年10月28日。本村賢太郎市長をトップとする「東京2020・さがみはらプロジェクト推進本部」の会議でのことだった。

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