1年半ぶりグラウンド練習 台風19号被災の上田西高軟式野球部 /長野

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約1年半ぶりに千曲川河川敷の塩尻グラウンドで汗を流す上田西高軟式野球部の選手ら=長野県上田市下塩尻で2021年4月20日、皆川真仁撮影 拡大
約1年半ぶりに千曲川河川敷の塩尻グラウンドで汗を流す上田西高軟式野球部の選手ら=長野県上田市下塩尻で2021年4月20日、皆川真仁撮影

 2019年10月の台風19号で練習拠点が被災した上田西高軟式野球部が20日、約1年半ぶりに千曲川河川敷の塩尻グラウンドでの練習を再開した。晴天の下、選手たちは笑顔で約1時間半、汗を流した。

 台風19号では学校近くの千曲川が氾濫した。部の創設当初から使っていた同グラウンドは水没し、ベースやスコアボードが跡形もなく流された。練習場所の変更を余儀なくされた部員たちは同校のテニスコートの一角や柔道場で練習を続けた。

 再開初日はこれまでできなかった守備の連係プレーに重点を置いた。龍野太陽主将(17)は「春や夏の大会に向けて一段とレベルアップできるのかな」と再開を喜び、「僕たちのグラウンドのために時間を割いてもらい、本当にうれしい」と工事関係者らへの感謝を口にした。

 昨秋の公式戦は、部員不足のためハンドボール部員から応援をもらって出場した。その後、新入生の選手9人、マネジャー2人が入部した。厚みを増した戦力で夏の全国大会出場を目指す。同部で野球をするため群馬県から越境入学した干川夏輝さん(15)は中学ではスピードスケート部に所属。干川さんは「初心者の言い訳をせず、先輩たちからポジションを奪っていきたい」と意気込んだ。【皆川真仁】

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