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古賀攻専門編集委員の政治を中心としたコラム。

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「米中大競争」時代に=古賀攻

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 外交の仕上げは紙にある。協議や合意の内容を文書に落とし込むことだ。名著「外交」のニコルソン先生も「外交は会話の術ではない」とくぎを刺している。

 気まぐれな米トランプ時代にはやや影の薄かったこの紙が久しぶりに注目の的になった。先週末の「ヨシ・ジョー」会談に伴う日米首脳共同声明である。

 焦点は台湾の書き方にあった。何しろ日米首脳の公式文書に台湾の2文字が入るのは半世紀ぶり。「一つの中国」に配慮してきた結果だが、最近の中国自身の不遜なふるまいが前提を崩した。

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