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海外特派員がそれぞれの赴任先の「街角」で感じたことを届けるコラム。

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90年代の二つの記憶 モスクワ支局・前谷宏

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ロシアの野党指導者ネムツォフ氏が射殺された橋の上に花を供える市民ら=モスクワで2021年2月27日、前谷宏撮影
ロシアの野党指導者ネムツォフ氏が射殺された橋の上に花を供える市民ら=モスクワで2021年2月27日、前谷宏撮影

 ロシアでプーチン政権を批判してきた野党指導者ネムツォフ元第1副首相がモスクワ中心部の橋の上で射殺されてから、2月27日で6年がたった。今年は新型コロナウイルスの流行を理由に当局が追悼集会を許可しなかったが、それでも1万人以上の市民が現場を訪れ、橋にはたくさんの花が供えられた。

 暗殺事件では実行役とされる男らが逮捕されたが、背後関係は未解明で、政権の関与を疑う声も少なくない。モスクワ郊外から訪れた年金生活者のワシリーさん(68)は「政権…

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