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第79期名人戦

渡辺明名人に斎藤慎太郎八段が初挑戦する第79期名人戦を特集します。棋譜中継は「棋譜・対局結果」からご覧いただけます。

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第79期名人戦A級順位戦 糸谷哲郎八段-稲葉陽八段 第44局の3

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先手が圧倒

 [先]4四銀(図)と出られた局面で、稲葉が33分考えて夕食休憩に入った。後手の主張できる点は角を手持ちにしていることくらいで、歩得、玉の堅さ、金銀の働き具合などは先手が圧倒。糸谷優勢と断じることができるほどに形勢の差が開いてしまった。最終局に最後の意地を見せておきたかったはずの稲葉だが、夕食はおいしさを感じられなかっただろう。

 後手は目障りな4四銀を追い払いたいところだが、(1)[後]6二角は[先]5五銀、(2)5四飛は[先]3五銀、(3)[後]4二飛は[先]5三銀成[後]4五飛[先]5五歩[後]同飛[先]5四歩[後]5二歩(参考図)と進み、以下[先]3三歩成[後]同金[先]2三角成[後]5三歩[先]3三馬[後]同桂[先]4六金が一例でいずれも先手優勢だ。

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【第79期名人戦】

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