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東日本大震災

2011年3月11日に発生した東日本大震災。復興の様子や課題、人々の移ろいを取り上げます。

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「旬のおいしさを」福島の魚を首都圏にPR 特急列車で品川駅に

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朝どれの魚を詰めた箱を特急列車に積み込む車内サービスの従業員たち=福島県いわき市平のJR常磐線いわき駅で2021年4月21日午後1時14分、柿沼秀行撮影 拡大
朝どれの魚を詰めた箱を特急列車に積み込む車内サービスの従業員たち=福島県いわき市平のJR常磐線いわき駅で2021年4月21日午後1時14分、柿沼秀行撮影

 福島の魚のおいしさと安全を首都圏にPRするため、福島県いわき市で水揚げされたばかりの魚を積んだ特急列車が21日、JR常磐線いわき駅を出発。夕方に品川駅へ着くと駅構内の飲食店に並べられた。県漁連とJR東日本水戸支社、農林中央金庫福島支店がタイアップした、在来線特急では初の試みで、関係者は「旬の魚のおいしさを知るきっかけに」と期待を寄せた。

 福島第1原発事故による試験操業が3月で終わり、本格操業に向けて模索中の県内漁業を物流の面で支援しようと、JRなどが県漁連に呼びかけ企画した。輸送時間の短縮で鮮度の良い魚が首都圏に届けられると期待されている。

 運んだのは21日朝に市内の沼ノ内漁港で水揚げされたヒラメやメバル計17キロ。第1原発の処理水を海洋放出する政府決定もあって風評への懸念が広がるが、いわき駅で特急の出発を見守った県漁連小名浜冷凍冷蔵工場の山野辺昌志・販売課長代理は「水揚げの拡大と消費流通の拡大は車の両輪。軌道に乗ってくれれば」と、今後も継続されることを願っていた。【柿沼秀行】

【東日本大震災】

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