特集

入管・難民問題

国外退去処分になった外国人の入国管理施設での扱いが注目を集めています。難⺠に厳しいと言われる日本。人権は守られている︖

特集一覧

入管法改正案で反対デモ 市民ら100人、東京都心を静かに行進

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷

 国会で審議されている出入国管理及び難民認定法(入管法)の改正案に反対するデモが21日、東京都内であった。難民を支援する弁護士らがインターネットを通じて呼びかけ、市民ら約100人が「入管法改悪反対」などと書かれたプラカードを掲げて静かに行進した。

 デモには学生や難民申請中の当事者も駆けつけ、自作のメッセージを持って日比谷公園から銀座まで隊列を組み、練り歩いた。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、シュプレヒコールなどはなかった。大勢の人が静かに歩く姿に、足を止めて様子をうかがう買い物客らの姿もあった。

 名古屋出入国在留管理局(名古屋市)に収容されていたスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさん(当時33歳)が3月に死亡したことから、「死亡の原因究明なくして、入管法改正法案採択はありえない!」「彼女が生きていけた社会を目指して」と掲げた人もいた。

この記事は有料記事です。

残り261文字(全文638文字)

【入管・難民問題】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集