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2021衆参補選・再選挙

4月25日投開票予定の衆院北海道2区補選と参院長野選挙区補選、参院広島選挙区再選挙を紹介します。

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参院長野補選、伸びない期日前投票 19年参院選比8785人減

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長野市の期日前投票所では記載台の空きが目立つ時間も。期日前投票者数は前回参院選から減少している=長野市役所で2021年4月9日、鈴木英世撮影 拡大
長野市の期日前投票所では記載台の空きが目立つ時間も。期日前投票者数は前回参院選から減少している=長野市役所で2021年4月9日、鈴木英世撮影

 25日投開票の参院長野選挙区補選は自民党新人の小松裕氏(59)と立憲民主党新人、羽田次郎氏(51)の事実上の与野党対決で終盤を迎えている。長野県選挙管理委員会によると、18日までの期日前投票者数は11万1664人(7日現在の選挙人名簿登録者数の6・43%)で、2019年の前回参院選から8785人減と出足は決して良くなかった。投開票日に向け、両陣営ともに有権者に投票を呼び掛けている。【去石信一、坂根真理、鈴木英世】

 告示翌日の9日から18日までの10日間の期日前投票者数は、多くの市町村で前回参院選から減少した。松本市が2149人減の9913人、長野市が2032人減の8556人になるなど、特に市部での減少が目立つ。

 小松氏陣営は、自民支持層の票を手堅くまとめようと期日前投票することを有権者に訴えてきた。しかし、実際の投票者数は伸びていない。党県連幹部は「投開票日の『密』を避けるためにも事前に投票を」と訴える。

 一方、羽田氏陣営は「投票率が低いと組織票のある側が有利になる。上げていかないと厳しい」と期日前投票者数の伸び悩みを危惧する。羽田氏の遊説では「投票に行こう」と呼び掛け、投票率向上を目指している。

 県や各市町村選管も手をこまねいているわけではない。17、18日の週末に人出の多いショッピングセンターに期日前投票所を設置した岡谷市は1982人増の4642人と大きく数を伸ばした。11日投開票で町議選があった佐久穂町は前回参院選から1174人増の2166人と期日前投票者数が増加しており、25日に市町村議選のある飯田市などの6市町村でも投票者数増が期待される。県選管は「工夫をしたところは伸びている。関心が低いわけではない」と投票率向上に期待を込めた。

 参院補選にはNHK受信料を支払わない方法を教える党の新人、神谷幸太郎氏(44)も立候補している。

【2021衆参補選・再選挙】

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