省庁の備蓄食品を子ども食堂に 食品ロス削減へ 井上氏ら会談

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フードバンク団体などへ提供される災害用備蓄食品について坂本哲志1億総活躍担当相(右)に説明する井上信治消費者行政担当相=東京都千代田区永田町で2021年4月22日午前11時半、川口峻撮影
フードバンク団体などへ提供される災害用備蓄食品について坂本哲志1億総活躍担当相(右)に説明する井上信治消費者行政担当相=東京都千代田区永田町で2021年4月22日午前11時半、川口峻撮影

 井上信治消費者行政担当相と坂本哲志1億総活躍担当相が22日、東京都内で会談し、省庁が災害用に備蓄する食品について、賞味期限が近づいた食品を「子ども食堂」などに提供することを確認した。毎年約20万食分を新品に入れ替えており、その際生じる食品ロスの削減に加え、新型コロナウイルス禍で困窮し、孤立する子どもたちの支援につなげたい考えだ。

 両氏は、生活困窮者を支援する団体に、ご飯やおかずなどの備蓄食品を提供する取り組みを全省庁で進めることを確認した。対象は賞味期限まで2カ月を切ったものが目安。支援団体側は食品の提供情報を農林水産省が設けるウェブサイトで確認できる。

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