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退陣から7カ月 安倍氏、細田派内で引く手あまた ポスト菅も絡み

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衆院本会議に臨む安倍晋三前首相(右)と自民党の伊吹文明元衆院議長=国会内で2021年3月23日午後1時2分、竹内幹撮影
衆院本会議に臨む安倍晋三前首相(右)と自民党の伊吹文明元衆院議長=国会内で2021年3月23日午後1時2分、竹内幹撮影

 退陣から7カ月が経過し、安倍晋三前首相の動きが目立っている。出身派閥の自民党細田派の議員から講演や対談などの依頼が相次ぎ、引く手あまたの状態だ。菅義偉首相が新型コロナウイルス対策に追われる中で、安倍氏は存在感を取り戻している。

 安倍氏は22日、自身に近い細田派の高鳥修一前筆頭副幹事長に頼まれ、顧問を務める保守グループ「保守団結の会」が開いた国会内の会合で講演した。「若手の皆さんには特別な使命がある。保守政党の一員として『日本を日本たらしめているものは何か』と思いをはせながら行動してもらいたい」と訴えた。3月にも高鳥氏が所属する党新潟県連のセミナーに招かれるなど「頼まれ仕事」をこなしている。

 安倍氏は2020年9月、持病の潰瘍性大腸炎が悪化して首相を辞任。同年12月には、…

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