プーチン氏「ロシア挑発すれば後悔」 年次報告演説で欧米けん制

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年次報告演説を行うプーチン露大統領=モスクワで2021年4月21日、AP
年次報告演説を行うプーチン露大統領=モスクワで2021年4月21日、AP

 ロシアのプーチン大統領は21日、内政や外交の基本方針を示す年次報告演説を行った。ウクライナ情勢や反体制派指導者ナワリヌイ氏の収監などを巡り、対立を深める欧米諸国に対しては「ロシアの安全を脅かす挑発行為をすれば、これまでにないくらい後悔することになる」とけん制。国内政策では、9月の下院選を見据えて若年層への支援策を打ち出し、政権に批判的な層の取り込みを図った。

 ただ、ナワリヌイ陣営は21日夜、容体悪化が伝えられるナワリヌイ氏への連帯を示すため、大規模な抗議活動を呼びかけている。時差の関係で抗議が先に始まった極東では、プーチン氏の演説の間に若者らが主要都市の中心部で抗議の声を上げ、一部が拘束された。ロイター通信によると、ロシア国内で21日夜までに、約200人が拘束された。治安部隊は強硬姿勢で臨むとみられ、国内の緊張がさらに高まる可能性がある。

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