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気候変動

気候変動対策強化へ世界が動き始めました。日本も新たな目標を設定。地球を守るために何が必要でしょうか。

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脱炭素 日本の変化は本物か 背負う長期戦略不在のツケ

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夕陽に照らされた石炭火力発電所の排気筒=AP
夕陽に照らされた石炭火力発電所の排気筒=AP

 気候変動対策に消極的だとして国際社会から批判を集めてきた日本が、温室効果ガスの削減目標を発表した。バイデン米政権の誕生を受けた「対米追従」の印象がぬぐえないが、日本でも脱炭素社会への移行に向けた議論が急加速している。はたして、その変化は本物なのだろうか。世界の気候変動対策の動向に詳しい高村ゆかり東京大教授(国際法)に聞いた。【聞き手・八田浩輔】

バイデン政権は第3次オバマ政権か

 ――バイデン政権は外交上の優先課題の一つに気候変動を掲げています。これにはどのような背景があるのでしょうか。

 ◆バイデン大統領は、就任から1週間後に気候変動対策に関する大統領令に署名した。その内容からも明らかだが、「気候変動を考慮することは米国の外交政策と安全保障の不可欠の要素である」として、気候変動を外交政策上の問題、そして、米国の死活的な利益に関わる安全保障上の問題と位置づけている…

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【気候変動】

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