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札幌の飲食店に午後9時まで時短要請 27日~5月11日、道方針

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北海道庁=石川直人撮影 拡大
北海道庁=石川直人撮影

 北海道は21日、新型コロナウイルスの感染が拡大する札幌市内の飲食店などを対象に2週間、営業時間を午後9時まで短縮するよう要請する方針を固めた。時短要請は2月28日に解除されて以来、約2カ月ぶり。道と市は23日に感染症対策本部会議を開き、正式決定する。

 酒類の提供は午後8時までとし、午後9時までの閉店を求める。期間は27日から5月11日まで。要請に応じた事業者には協力支援金として、事業規模に応じて1日当たり2万5000円~20万円程度を支払う方向で調整している。

札幌市1週間10万人当たり新規感染者数 拡大
札幌市1週間10万人当たり新規感染者数

 市内の直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、21日時点で28・9人。19日以降3日連続で、道独自の警戒ステージ5の基準「25人」を超えた。年末年始の影響を受け、感染者が増加した1月中旬並みの水準だ。同市の秋元克広市長は3月下旬に「25人」を目安に、まん延防止等重点措置や時短要請など強い措置を道に求める考えを示していた。

 この事態を受け、秋元市長と鈴木直道知事は21日、対策を協議。時短要請や不要不急の外出自粛要請の徹底など強い措置をとる方針で一致した。鈴木知事は北海道経済連合会(道経連)など経済団体の代表らとも懇談し、時短などについて異論は出ず理解を得られたという。【源馬のぞみ、岸川弘明】

病床使用率73% 逼迫度深刻化

 時短要請の背景には、新型コロナウイルス患者に対応する病床の逼迫(ひっぱく)度が深刻化する事態がある。札幌市内の病床最大440床のうち320床が19日に埋まり、病床使用率は過去最高の73%となった。それまで最高は2020年12月7日の69%で、初めて7割台に達した。

札幌市内の新型コロナ病床使用 拡大
札幌市内の新型コロナ病床使用

 使用率は今年3月7日に14%(入院患者60人)まで落ちたが、その後は急速に上昇。同月31日に52%(230人)と5割台に達した。4月も増加傾向は続き、20日は70%(308人)となった。

 市保健所の担当者は「現時点で病床を440床から増やすことは難しい」とし、症状が軽くなった患者を宿泊療養施設や後方支援病院に移すなどして専用病床の負荷を減らす考えだ。【土谷純一】

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