スイセン食べ、60代食中毒 ニラと間違える 岩手県が注意喚起

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スイセンとニラ (左:ニラ、右:スイセン)=厚生労働省のホームページより 拡大
スイセンとニラ (左:ニラ、右:スイセン)=厚生労働省のホームページより

 岩手県は21日、宮古保健所管内で60代男性がニラと誤ってスイセンを食べ食中毒になったと発表した。今シーズン、有毒植物による食中毒が確認されたのは初めて。山菜採りのシーズンが本格化しており、県は注意を呼び掛けている。

 県によると男性は19日、自宅の畑に植えていたスイセンをニラと間違えて採取し、インスタントラーメンに入れて食べたところ、下痢や腹痛などの症状が出たという。ニラとスイセンの見分け方は「におい」で、スイセンの葉にほとんどにおいはないが、ニラは葉をもむと刺激臭がある。

 昨年県内で確認された有毒植物による食中毒は、例年より多く計5件。うち3件は毒キノコで、スイセン1件、チョウセンアサガオ1件だった。チョウセンアサガオは根をゴボウと間違え、きんぴらにしたという。

 県は、家庭菜園や畑などで野菜と観葉植物を一緒に栽培しないことや、判断に迷うものは他人にあげないなど、予防策の徹底を求めている。担当者は「山菜採りや山登りに出かける人も、食べて良いか分からないものは絶対に口にしないこと」と呼び掛けている。【日向米華】

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