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大阪・ミナミの路線価、再び減額補正 13地域に拡大、最大10%

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路線価が再び減額補正された心斎橋筋。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外国人観光客の激減が響いている=大阪市中央区で2020年6月、望月亮一撮影 拡大
路線価が再び減額補正された心斎橋筋。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外国人観光客の激減が響いている=大阪市中央区で2020年6月、望月亮一撮影

 国税庁は23日、相続税や贈与税の算定に用いる路線価について、大阪市中央区の13地域で最大10%引き下げると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、全国で唯一、地価の大幅な下落が確認されたことに伴う措置。減額補正は2回目で、中央区の3地域を引き下げた前回(1月公表)から対象エリアが拡大した。

 対象は、道頓堀や心斎橋筋など繁華街・ミナミの中心部に位置する13地域計366地点。「大阪の台所」として観光客らでにぎわってきた黒門市場の周辺も含まれた。感染拡大に伴う訪日外国人客の激減が深刻な影響をもたらしている。

 路線価は毎年1月1日時点の1平方メートル当たりの土地評価額で、1年間の地価下落に対応するため、公示地価の8割程度で算出。コロナ禍で納税者が不利になる状況を防ぐため、下落率が2割を超えた場合は補正の有無を判断している。

 国税庁は今回、2020年10~12月分の地価を調査。道頓堀1では地価の下落率が全国で最も高い28%を記録し、路線価は当初より10%減の1678万5000円になった。13地域で補正された路線価は、20年10~12月に土地を相続した人らに適用される。

 今回の調査では他に、名古屋市中区錦3や東京都新宿区歌舞伎町1で15~16%の下落率が確認された。【稲垣淳】

大阪・ミナミで減額された13地域の地価下落率

道頓堀1                28%

心斎橋筋2、宗右衛門町         27%

千日前1、難波1            26%

千日前2、難波3、難波千日前      25%

道頓堀2                24%

日本橋1、2              23%

南船場3                22%

心斎橋筋1               21%

(2020年1月1日時点と比べた同年10~12月の下落率。数値は地域ごとの最大値。国税庁への取材に基づく)

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