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オイルマネーの流れ込む中東屈指の金融センターや林立する超高層ビルなど、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイが持つ華やかなイメージを利用した「ドバイ詐欺」が全国で相次いでいる。在ドバイ総領事館によると、2019~20年と21年3月までの邦人被害額は、少なくとも計約7800万円に上る。未遂に終わったものの約50億円を要求されたケースもあり、1件当たりの最高被害額は2500万円。奈良県では、60代の男性が約830万円をだまし取られる被害が発生。在ドバイ総領事館が国内外の邦人に向けて、ホームページで注意を呼びかける事態となっている。
「私はドバイに住んでいます」。18年冬ごろ、県内に住む60代男性のSNS「インスタグラム」アカウントに1通のメッセージが届いた。差出人は、国際的に有名な銀行の取締役だという男。男性は外国の友人を増やしたいとの思いもあり、SNS上の友人になった。
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