「変化に応じ安全保障に貢献、その学問的土台を」防衛大・久保校長

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インタビューに答える久保文明・防衛大学校長=神奈川県横須賀市の防衛大学校で2021年4月9日、丸山博撮影
インタビューに答える久保文明・防衛大学校長=神奈川県横須賀市の防衛大学校で2021年4月9日、丸山博撮影

 防衛大学校の第10代校長に、米国政治研究の第一人者として知られる久保文明氏(64)が4月1日付で就任した。幹部自衛官の養成に向けた意気込みや防衛大生に求める素質、米バイデン政権の動向などを聞いた。【聞き手・畠山嵩】

日米同盟の価値、研究者として触れていく

 ――どんな経緯で校長就任の打診がありましたか。

 ◆2019年末ごろ、防衛省幹部から「校長をお願いしたい」と話があった。青天のへきれきでしばらく迷った。筑波大、慶応大、東大で学生を教えてきた。自分のところで勉強した多くの若い研究者が育っている。教育という面で継続性があるという気がした。

 ――引き受ける決め手は何でしたか。

 ◆何人かの方に相談した。1970年ぐらいに校長をされた故猪木正道先生は、校長時代に「評伝吉田茂」という4巻本を書…

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