高浜原発1、2号のテロ対策施設完成、期限間に合わず 関電報告

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関西電力高浜原発の(右から)1号機、2号機=福井県高浜町で2020年10月20日、本社ヘリから木葉健二撮影 拡大
関西電力高浜原発の(右から)1号機、2号機=福井県高浜町で2020年10月20日、本社ヘリから木葉健二撮影

 関西電力は22日、高浜原発1、2号機(福井県高浜町)で建設中のテロ対策施設「特定重大事故等対処施設(特重)」の完成が期限の2021年6月9日に間に合わなくなったとした。期限が過ぎてからは完成まで稼働できない。1、2号機は40年超運転に向け、地元同意のプロセスが進んでいるが、4月中に地元同意が出されて起動できても短期間で停止を余儀なくされる。

 1号機は11年1月から、2号機は同年11月から定期検査に入り、停止状態が続く。特重は17年12月に敷地造成を始め、19年4月から本体工事を進めてきた。関電は19年4月に「完成期限から2年半遅れる」としていたが、現在は「工程などを見直し完成時期は未定」としている。

 高浜1、2号機と美浜3号機(同県美浜町)は原則40年運転の例外として安全対策工事を条件に20年延長を規制委から認められ、県知事らが再稼働に同意するかどうかを検討している。【大島秀利】

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