接待問題「霞が関は伏魔殿」危機管理コンサルタント・白井邦芳氏

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危機管理コンサルタントで社会情報大学院大学教授の白井邦芳氏
危機管理コンサルタントで社会情報大学院大学教授の白井邦芳氏

 NTTなどによる総務省幹部らへの接待問題は、官と民のグレーな付き合いがはびこっている現実を印象づけた。不適切な接待問題はなぜ起きたのか。企業約650社のサポートを行い、国の行政機関のアドバイザーも務めてきた危機管理コンサルタント、白井邦芳・社会情報大学院大学教授に聞くと、自浄努力で変わろうとしている企業に対し、「伏魔殿」とも言える役所の暗い“闇”が見えてきた。【聞き手・宇田川恵/オピニオングループ】

企業の意識は変わった?

 ――官民接待は実際、かなり多いのでしょうか。

 ◆かつては相当あったと思うが、今回のNTTのように、企業が利害関係のある官庁の役人たちを積極的に接待するといった不適切な行為は、最近では非常に少なくなっている。企業の対応はこの2、3年で急速に変わった。かつては「法律さえ守っていればいい」という姿勢が圧倒的に強かったが、今は一般的な常識から外れる行為をすべきでない、という方向に向かおうとしている。この流れの中、一般の国民の感覚に照らして不適切、非常識と思われるような接待も消えつつある。

 ――企業が変わろうとしているのは、何かきっかけがあったのですか…

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