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スポーツ庁の体力・運動調査 コロナでデータ集まらず「参考値」に

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運動会でソーシャルディスタンスを意識し長さ2メートルのバトンを使うリレーに臨む児童たち。コロナ下では運動機会の減少が懸念されている=相模原市の市立田名北小で2020年9月27日午前11時11分、滝川大貴撮影 拡大
運動会でソーシャルディスタンスを意識し長さ2メートルのバトンを使うリレーに臨む児童たち。コロナ下では運動機会の減少が懸念されている=相模原市の市立田名北小で2020年9月27日午前11時11分、滝川大貴撮影

 スポーツ庁は23日、2020年度の体力・運動能力調査の結果を公表した。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大が影響して例年の約6分の1しかデータが集まらず、「統計的に有意な結果とは言いがたい」として調査結果を「参考値」扱いとした。調査結果が参考値扱いとなるのは、文部省時代に調査を開始した1964年度以降初めて。

 調査は64年東京オリンピックを契機に、国民の体力や運動能力を把握する目的で始まった。例年は6~79歳の約6万人を対象に、握力や反復横跳びなど最大9項目を測定し、結果を得点化して比較を重ねてきた。だが、コロナ下の「3密」回避や活動自粛などもあり、半数以上の都道府県で調査を完了できず、スポーツ庁が回収した約1万4000人分のサンプルのうち、全項目を実施できたのは約8400人分にとどまった。

 スポーツ庁は新型コロナによる運動不足が調査に与えた影響について「体力テストの合計点を見ると、小学生を除くほとんどの世代で前年度と比べわずかに低い」としたものの、「サンプル数が少なく、今回の調査でその影響を評価することは困難」と結論付けた。

 調査は例年、5~10月ごろに実施し、翌年のスポーツの日(旧体育の日)に合わせて発表される。昨年度は新型コロナの影響があるため中止も検討された。例年より調査時期を遅らせ、各都道府県で実施可否の判断も可能とし実施に踏み切ったが、データの回収率が振るわなかった。【真下信幸】

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