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「灯火管制なのか」「今は戦時中?」 小池知事の消灯要請が炎上

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報道陣の取材に応じる東京都の小池百合子知事=都庁で2021年4月20日午後0時3分、斎川瞳撮影 拡大
報道陣の取材に応じる東京都の小池百合子知事=都庁で2021年4月20日午後0時3分、斎川瞳撮影

 「今は戦時中なの?」

 東京都の小池百合子知事は23日の定例記者会見で、午後8時以降は街灯を除き、店頭などの照明を消すよう要請すると明らかにした。速報ニュースが流れると、ツイッター上では「灯火管制」「空襲警報」などのワードがトレンド入り。新型コロナウイルスの感染対策を徹底させようと打ち出したにもかかわらず、批判的な投稿が多く早くも「炎上」している。【生野由佳/デジタル報道センター】

 トレンド入りした「灯火管制」とは戦時中、夜間空襲に備え、照明の使用を制限したり、照明を黒い布で覆ったりして敵の目標とならないようにした対策を指す戦争用語だ。

 <トレンドにB29とか灯火管制とか治安悪化とか空襲警報とか並んでるんだけど東京だけ時空歪(ゆが)んでる?>

 <21世紀の時代に戦時中の灯火管制が行われるなんて。相互監視の仕組みも導入しそうで怖いです>

 <現代日本で灯火管制が起きるとは。まさに戦争だな。戦い方を間違えているような気がしてならないんだが>

 22日に、東京都は緊急事態宣言の発令に伴い、飲食店の酒類提供を終日禁止する方向性を示した。

 <禁酒法に続いて東京に灯火管制だとっ いよいよ東京は戦時中みたいになってきたな 欲しがりません勝つまではってか?>

 戦時中の状況に照らし合わせる投稿が目立つ。

 国会議員からも批判の声があがった。

 <まるで現代版の灯火管制。休業、時短、酒類提供停止、外出自粛に続き、店の存在を明らかにすること自体を自粛せよとの要請。本気で感染抑止に協力を求めるなら、前回を上回る十分な補償が不可欠だ。なぜ要請ばかり先行させるのか>(山添拓参議院員=共産党)

また、夜道を照らす店頭照明が減ることから、治安悪化を懸念する声も上がっている。

 <灯火管制とか犯罪が増えそう>

 <灯火管制敷かれたら冗談抜きで治安悪化すると思うので、今のうちに防犯関連でできることやっといたほうがよさそう>

 その一方で、東京オリンピックの開幕まで100日を切り、聖火リレーは実施されていることに矛盾を指摘する投稿も。

 <灯火管制するならついでに聖火も消したらどうか>

 <東京都はコロナ対策なら、灯火管制する前にオリンピック中止にしろよ>

 次のように、「灯火管制」の弊害を指摘する声もあった。

 <灯火管制下では「灯火」が共同体の団結を乱す目印となります。そういう「共同体の秩序を乱すとされる対象」への自粛警察的な攻撃について、指示段階でフォローしておく必要があります。政治側で要請だけしておいて「放置」はありえません>

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