特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

ラグビー近鉄 やっと本拠地・花園なのに…1日違いで無観客

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
25日のパナソニック戦に向けて、調整する近鉄の選手たち=東大阪市花園ラグビー場で2021年4月23日午前10時15分、長宗拓弥撮影 拡大
25日のパナソニック戦に向けて、調整する近鉄の選手たち=東大阪市花園ラグビー場で2021年4月23日午前10時15分、長宗拓弥撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で25日から緊急事態宣言が発令される東京、大阪、京都、兵庫の4都府県での大規模イベントについて、政府は無観客での開催を求めた。

 「あと1日」。ラグビー・トップリーグ(TL)のプレーオフ(PO)トーナメントを控える関係者は、複雑な思いを口にする。リーグ2部に当たるトップチャレンジリーグ(TCL)の近鉄は、25日のPO2回戦進出を目標にしてきた。会場は本拠地の東大阪市花園ラグビー場だ。

 「東大阪市の人たちの前に戻ってきて、もう一度試合を見てもらい、応援してもらうことが僕たちの使命だった」。チームリーダーを担うFW高島卓久馬(32)は地元での一戦に懸ける思いを明かす。TCL1位通過なら、PO1回戦の会場は花園だった。しかし決勝で敗れ、PO1回戦は秩父宮ラグビー場(東京)での試合となった。

 PO1回戦を突破すれば、2回戦は花園。チームは決勝で敗れて以降、「go back to hanazono」を合言葉にしてきた。18日のPO1回戦ではTLのサニックスと大激戦を展開。後半序盤に退場者が出て1人少ない状態になったが31-21で制し、執念で下克上を成し遂げた。有水剛志ヘッドコーチは「とにかく勝って、花園へ戻ってくるんだと一丸になれた」と振り返る。

 25日のPO2回戦では、TLの強豪・パナソニックと対戦する。チームによると上限5000枚のチケットは約1時間で完売。上位チームとの対戦は注目度が高く、ファンも選手も心待ちにしてきた。前日の24日には同じ花園でPO2回戦の神戸製鋼-三菱重工相模原が有観客で予定されているだけに、クラブ関係者は「あと1日。24日に2試合できないだろうか……」と嘆く。日本代表候補で天理大出身のルーキー、シオサイア・フィフィタ(22)は本拠地デビュー戦を前に「何があってもベストを尽くしたい」と話した。【長宗拓弥】

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集