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集中治療室(ICU)で新型コロナウイルスに感染した重症患者を持ち上げる看護師や医師。「第3波」で感染者が増えた1月は多い日で6人もの重症患者が入院していた=3月31日
集中治療室(ICU)で新型コロナウイルスに感染した重症患者を持ち上げる看護師や医師。「第3波」で感染者が増えた1月は多い日で6人もの重症患者が入院していた=3月31日

 新型コロナウイルスの感染再拡大で、政府は3回目の緊急事態宣言発令を決めた。最初の発令から1年、感染拡大は止まらず、これまでに全国で55万人以上が感染し、9800人以上が死亡した。

 千葉大学医学部付属病院(千葉市)は、昨年2月にコロナ患者が搬送されて以来、300人以上の患者を受け入れてきた。院内は2病棟がコロナ専用となり、重症患者に対応する集中治療室(ICU)と合わせて約60床を確保、医師・看護師ら約150人でコロナ患者に対応している。今回、病院指導の感染防止対策を取り、医療現場の最前線を約1カ月取材した。そこで見えたのは、患者に寄り添い、チームで苦境を乗り越えようとする医療従事者の姿だった。

 主に中等症患者を診る病棟で勤務する金城侑那(ゆうな)さん(24)は看護師3年目。コロナ患者が初めて運ばれて来た時はまだ1年目で「もしも自分が感染し、感染させたら」という不安が頭から離れなかったという。昨年4月から本格的な看護が始まると、防護具の着脱も病室に入るのも緊張し、頭と体が追いつかず、疲れて自宅に戻るとそのまま朝を迎えた日もあった。しかし、病室には未知のウイルスに感染し、隔離生活に不安を抱…

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