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バイデン政権2021

第46代米大統領となったバイデン氏。分断された国内や不安定化する国際情勢にどう対応するのでしょうか。

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バイデン氏、アルメニア人迫害を「虐殺」と表明へ トルコに通告

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アルメニア人追悼記念日にあわせて、トーチを掲げ行進する人々=アルメニアの首都エレバンで2021年4月24日、AP
アルメニア人追悼記念日にあわせて、トーチを掲げ行進する人々=アルメニアの首都エレバンで2021年4月24日、AP

 バイデン米大統領は23日、トルコのエルドアン大統領と電話で協議し、第一次世界大戦期のオスマン帝国によるアルメニア人迫害を「ジェノサイド(大量虐殺)」と表現する方針を伝えた。複数の米メディアが報じた。

 トルコが虐殺を否定する立場を取ることから、過去の米大統領は40年間にわたり、同盟国トルコとの関係悪化を懸念して「ジェノサイド」と呼ぶのを避けてきた。バイデン氏は24日のアルメニア人追悼記念日に迫害に関する声明を出す予定で、事前に通告することでトルコ側の反発を和らげる狙いがあるとみられる。

 ホワイトハウスによると、バイデン氏は電話協議で「協力分野を拡大し、両国間で意見の相違がある課題の深刻化を避けることで、建設的な2国間関係を築きたい」との意向を伝えた。米、トルコ両政府とも公式発表ではアルメニア人迫害に触れていないが、米メディアによると、バイデン氏は予定している声明で迫害を「ジェノサイド」と表現するとトルコ側に伝えた。

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