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「かっこいい生理用品ないの?」アスリートらが起業し下着開発

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Reboltの共同代表である下山田志帆さん(左)と内山穂南さん。「Rebolt」には、すでにある「当たり前」を壊しにいくという思いが込められている=東京都内で2021年4月12日、円谷美晶撮影
Reboltの共同代表である下山田志帆さん(左)と内山穂南さん。「Rebolt」には、すでにある「当たり前」を壊しにいくという思いが込められている=東京都内で2021年4月12日、円谷美晶撮影

 生理用品をかっこいいと思ったことはありますか――。女子サッカーの現役選手と元選手が起業し、生理用の吸収型ボクサーパンツを開発した。女性らしくでも、男性らしくでもなく、自分らしく。選択するという意味を持つ「OPT」と名付けた生理用下着には、そんな願いが込められている。

 商品を開発、販売するのは「Rebolt(レボルト)」(東京都渋谷区)。なでしこリーグ1部スフィーダ世田谷FCの下山田志帆さん(26)と、下山田さんの高校時代の同級生で元サッカー選手の内山穂南さん(26)の2人が社会問題の解決を目指し、設立した企業だ。

 下山田さんは2019年に自ら性的少数者(LGBTQなど)であることを明かし、スポーツ界で多様性の大切さを訴える活動で知られる。一般的に生理用品といえば、可愛くフェミニンなデザインのものばかり。しかし、下山田さんは「可愛い」「ピンク」などのイメージで女性をひとくくりに表す社会の図式に抵抗を感じてきた。加えて、アスリートとしても生理用品は悩みの種でもあった。

 自分らしい下着用品がないのならば、作ればいい――。老舗の繊維専門商社ヤギ(大阪)の協力を得て開発に踏み切った。追求したのはデザインのかっこよさだ。…

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