プロ野球 原則無観客 揺れる球界

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 プロ野球は24日、緊急事態宣言対象地域での公式戦を原則無観客で開催することを決めた。延期の選択肢もあった中、「苦渋の選択」として無観客を受け入れた。

「緊急事態」試合延期論も

 「ずっと検討を重ね、2日かけてやっと無観客ということで決定した」。対象地域に本拠地がある球団の幹部は疲れた表情を見せた。

 23日。政府が緊急事態宣言発令の正式決定を発表する前、日本野球機構(NPB)と12球団の幹部らは、オンラインで臨時の実行委員会を開いていた。会議は紛糾した。対象地域を本拠地とする球団の幹部らは無観客に強く抵抗し、宣言期間中は試合を延期する案が示された。

 観客を入れるか否かは球団にとって死活問題だ。対象地域の球団を中心に、緊急事態宣言期間中の試合を延期し、ポストシーズンまでの間に組み込めないかなど日程変更のシミュレーションをNPB側に要求した。ある幹部は「他の地区は、お客さんを入れられるので(球団間で)差ができる。お客さんを入れた形で試合をする道を探りたかった」と打ち明ける。

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