死後に届いた在留カード(その2止) 病床で「漢字を勉強したい」 最期まで希望捨てず

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中央が生前のレリンディス・マイさん。左が長澤正隆さん、右が阿部頼義さん=支援者提供
中央が生前のレリンディス・マイさん。左が長澤正隆さん、右が阿部頼義さん=支援者提供

 <1面から続く>

 レリンディス・マイさんのために、支援者が懸命に受け入れ先を探した。牧師の阿部頼義さんとともに奔走したのが、さいたま市の長澤正隆さん(67)だ。外国人の医療相談・支援を続けてきた。長澤さんによると、入管内での医療対応は普段から不十分で、「病気が重症化して命の危険が生じると、仮放免にするケースが多い。死んだら都合が悪いからでしょう」。ストレートな怒りが長澤さんを動かしている。

 支援者が手を尽くした結果、受け入れ先は東京都世田谷区の修道院「カトリック礼拝会」に決まった。シスターの狩野敦子さん(63)は「私たちは行き場のない女性たちに居場所を提供するのが役目ですから」と決断した。

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