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福岡国際空港が債務超過状態に 3月期決算で221億円の赤字 

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記者会見する福岡国際空港の永竿哲哉社長=福岡市博多区で2021年4月27日午後1時半、久野洋撮影 拡大
記者会見する福岡国際空港の永竿哲哉社長=福岡市博多区で2021年4月27日午後1時半、久野洋撮影

 福岡空港を運営する福岡国際空港が27日に発表した2021年3月期連結決算は、最終(当期)損益が221億円の赤字となり、19年4月の民営化以降2期連続の最終赤字となった。新型コロナウイルス感染拡大による減便が響き、赤字幅も20年3月期の93億円から拡大。この結果、3月末時点で負債が資産を37億円上回る債務超過状態に陥った。

 減便により旅客数が前期比72%減となり、売上高にあたる営業収益は前期比66%減の146億円となった。従業員の一時帰休などでコスト削減に努めたが、営業損益は143億円の赤字(前期は12億円の赤字)。22年3月期は、航空便回復を見込み、最終赤字は171億円に縮小すると予想する。

 永竿哲哉社長は同日、決算発表の記者会見で「出資企業や銀行団と協議し、資金繰りのめどはついている。数年間、債務超過状態が続くだろう」と説明した。また、23年4月開業を目指していた国内線旅客ターミナルでの複合施設増設を25年度に延期するなど、投資計画の見直しも明らかにした。【久野洋】

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