「宇宙空間で日本語、うれしい」星出さん、野口さんのISS会見詳報

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国際宇宙ステーション(ISS)から記者会見する野口聡一さん(右)と星出彰彦さん=2021年4月26日午後8時8分(代表撮影)
国際宇宙ステーション(ISS)から記者会見する野口聡一さん(右)と星出彰彦さん=2021年4月26日午後8時8分(代表撮影)

 国際宇宙ステーション(ISS)に到着したばかりの星出彰彦宇宙飛行士(52)と、28日にISSを離れ地球に帰還する野口聡一宇宙飛行士(56)が26日夜、そろって日本の実験棟「きぼう」から軌道上会見に臨んだ。野口さんから引き継ぎのたすきを受け取った星出さんは、無重力の影響で少しむくんだ顔に充実感を浮かべながら「(人類が)将来、月や火星に行くための実験・研究をしたい」などと力強く語った。主なやり取りは次の通り。【池田知広、信田真由美】

野口さん「日本人同士でたすきリレー」

 野口さん 日本の皆さん、こんばんは。国際宇宙ステーションでの半年の滞在を終えて、このあと地球へ戻ることになりました。素晴らしい体験で、日本の皆さんにずっと応援してもらい、本当にありがたいと思っています。もう一つありがたいことに、私の代わりの人がここに来ました。軌道上で日本人宇宙飛行士同士でたすきリレーができることをとてもうれしく思っています。今、日本は非常に厳しい状況にあると理解しています。ぜひ皆さんの仲間、2人の日本人が宇宙で一緒に頑張っているという気持ちで見ていただければとてもうれしいです。

 たすきリレーという話をしましたが、実は本当に、たすきを今ここにかけています。我々は「クルー1」ミッションで、青のパッチ(ロゴマーク)が基調になっていますが、星出さんたちの「クルー2」は赤。この青のたすきは、裏側が赤になっています。ここで、国際宇宙ステーション、そして、日本の実験棟「きぼう」でのミッションを星出さんにたすきリレーしたいと思います。星出さん、このあとISSコマンダー(船長)も含めてぜひ頑張ってください。

星出さん「応援よろしくお願いします」

 星出さん 無事に野口さんからたすきをいただきました。クルードラゴン運用2号機…

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