連載

キラリ☆TOYAMAのガラス人

「ガラスのまち富山」を支える富山のガラス作家たちを、代表作と共に紹介する。

連載一覧

キラリ☆TOYAMAのガラス人

/66 写真家 室澤敏晴さん 作品の美、際立たせ /富山

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
室澤敏晴さんが撮影したガラスと料理のコラボレーション写真
室澤敏晴さんが撮影したガラスと料理のコラボレーション写真

工房作家から抜群の信頼 室澤敏晴さん(62)=富山市

 東京で広告やグラフィック中心のカメラマンとして活躍した後、1994年にUターン。ちょうどその年に富山ガラス工房(富山市古沢)がオープンし、その技術を見込まれ、作家から作品の撮影を依頼されるようになった。

 14歳の時、おばからカメラをプレゼントされたのが写真との出合いだった。好きな飛行機を撮るため、自宅のある魚津市から富山空港まで自転車で往復するなどすっかり写真の世界にはまり込んだ。東京時代は、有名カメラマンのアシスタントとして、1本の瓶の撮影に3日間かけたり、カタログの撮影で2週間近く徹夜したり、過酷な現場を経験。広告写真の世界の厳しさをたたき込まれた。

 「一つの作品でもいろんな要素がある」と、セッティングから数時間をかけて丹念に撮影されるガラスの写真は、特有の透明感、バランスなどどれも抜群の美しさ。作家との丁寧なコミュニケーションも含めていつも高い評価を得、これまで担当した作家は数知れず。展覧会用の写真や富山市の収蔵作品の撮影なども手がけ、ガラスの写真に関しては他の追随を許さない。

この記事は有料記事です。

残り468文字(全文943文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集