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「特ダネ」と一線 「財研」記者日記 予算編成、「過程」に肉薄=和田憲二(東京経済部)

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各省庁の予算要求を査定する主計局が入る財務省1階の廊下=東京都千代田区で2020年10月26日、和田憲二撮影
各省庁の予算要求を査定する主計局が入る財務省1階の廊下=東京都千代田区で2020年10月26日、和田憲二撮影

 政府の2021年度予算が3月下旬、国会で成立した。国の基本的な活動に使われる一般会計の総額は106・6兆円と過去最大だ。異例の予算編成の舞台裏を知ってもらいたいと、20年末にかけて「『財研』記者日記」を連載した。財務省内にある記者クラブ「財政研究会(財研)」に所属する記者として、日々取材する財務官僚たちのありのままの姿を描いた内容だ。想定以上の反響が寄せられ、マンネリ化していた予算記事のあり方を見直す機会になったと感じている。

 20年4月に財研に着任してから、取材の中心は国の新型コロナウイルス対策だった。政府は対策に充てるため3度の補正予算を組んだが、国民の間では一律10万円給付や中小企業支援策などに「遅い」「少ない」「ややこしい」と不満が渦巻いた。財務省に対し「予算をケチっている」という不満も強かったと思う。

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