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都内4寄席、5月1日から一転休業 閣僚要請、都と再協議

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新宿末広亭=東京都新宿区で2021年4月26日、中嶋真希撮影 拡大
新宿末広亭=東京都新宿区で2021年4月26日、中嶋真希撮影

 東京都内の寄席4軒と落語協会、落語芸術協会が、緊急事態宣言による都の無観客開催の要請に応じず営業を続けている件で、寄席側は28日、一転して5月1日から11日まで休業することを決めた。

 寄席側は24日、「社会生活の維持に必要なもの」と主張し営業の継続を発表。一方、西村康稔経済再生担当相が26日の記者会見で「支援策を活用して休業要請に応じてほしい」と休業に理解を求め、落語ファンでもある加藤勝信官房長官も27日、「さまざま不満もあると思うが協力してほしい」と発言していた。

 東京都は28日午前、無観客の要請に応じない場合は休業を要請すると寄席側に伝え、寄席側が再協議していた。また、「政府関係者から間接的に休業を要請された」と話す関係者もいる。

 新宿・末広亭では1日から落語芸術協会の春風亭昇太会長らが出演して花を添える、新真打ち4人の昇進披露興行が開催予定で準備が進められていた。今月4日には新真打ちの昇進披露パーティーが酒や食事なしで都内のホテルで短時間で開かれ、加藤官房長官もかけつけ、にこやかにお祝いのあいさつをしていた。今回の決定で真打ち披露興行は日程変更を迫られることになる。

 新宿末広亭の支配人、杉田京次朗さん(68)は「応援の声は届いている。来てくれるお客さんも感染対策をよくやってくれてると言ってくれる」とした上で、「どうしてこんなにせまいところを対象にするのだろうか。この連休で休業する影響は大きい。お披露目の席もあり、それを飛ばされる真打ちはかわいそうですよ。休業でお客さんは離れてしまう」と悔しさをにじませた。【油井雅和、中嶋真希/デジタル報道センター】

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