教育現場でICT 塾で先行、小中学校は手探り熱視線

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スマートフォンやタブレット端末で使う学習アプリ「Monoxer(モノグサ)」。関数の問題が示され、生徒が選択肢で回答する=奈良県香芝市で2021年4月23日午後7時44分、益川量平撮影
スマートフォンやタブレット端末で使う学習アプリ「Monoxer(モノグサ)」。関数の問題が示され、生徒が選択肢で回答する=奈良県香芝市で2021年4月23日午後7時44分、益川量平撮影

 全ての小中学生がパソコンなどの端末を1人1台使って学べるようにする国の「GIGAスクール構想」。文部科学省は全国の公立校でハード面の整備がほぼ完了したとしており、今後は情報通信技術(ICT)を現場でどう活用するかが問われる。新型コロナウイルスの3回目の緊急事態宣言下、大阪市立小中学校ではオンライン授業が始まったが、まだ手探りの状態だ。コロナ禍でのリモート化などで先行する学習塾での現状や効果、見えてきた課題は――。

生徒の学力に応じて出題アプリ

 奈良県香芝市の学習塾で2021年4月下旬、タブレット端末上の関数の問題を中学3年の生徒が見つめていた。数式の三つの空欄を埋める数字の組み合わせが五つの選択肢で示される。人さし指で端末の画面に触れて回答。正解を重ねていくと、選択式ではない問題が出てくる。今度は当てはま…

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