特集

学術会議任命拒否

日本学術会議が推薦した新会員候補6人を菅首相が任命しなかった。極めて異例の事態の背景や問題点を追います。

特集一覧

学術会議改革 総合科学技術会議で検討へ 5月から政府方針

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
日本学術会議=東京都港区で、岩崎歩撮影 拡大
日本学術会議=東京都港区で、岩崎歩撮影

 日本学術会議の組織改革について政府は、科学技術政策の司令塔機能を持つ「総合科学技術・イノベーション会議(CSTI)」の有識者議員懇談会で方向性の検討を進める方針を固めた。CSTIの議長は菅義偉首相が務めるが、懇談会は政治家を含まない。5月中にも第1回会合を開き、学術会議の設置形態や会員の選考方法などについて議論を始める。

 懇談会は上山隆大・元政策研究大学院大学副学長や篠原弘道・NTT会長らで構成。産業界のメンバーも交えて幅広い視点から議論する狙いがある。議論には学術会議の梶田隆章会長も参加する。

 国の機関である学術会議を巡っては昨年、菅首相が会員候補6人の任命を拒否したことをきっかけに、政府が国からの切り離しも含め検討するよう学術会議に要請した。これを受け学術会議は今月22日、現行の設置形態が最も望ましいとする報告書を総会で決定し、井上信治・科学技術担当相に提出。組織のあり方の行方が注目されている。【池田知広】

【学術会議任命拒否】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

注目の特集