連載

続・西谷流地球の歩き方

世界を取材するフリージャーナリストの西谷文和さんが、各地のエピソードをつづります。

連載一覧

続・西谷流地球の歩き方

戦争、コロナ 飢えるアフガン

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷

 6年ぶりに訪ねたアフガニスタンの首都カブールは、米軍の戦車、装甲車が姿を消し、代わりに地元兵と警官がたむろしている。これは2014年に治安権限が米軍からアフガン軍に委譲されたためだ。

 昨年から今年にかけて、アメリカとタリバン、アフガン政府との和平協議が急ピッチで進展した。9・11から20年、ようやくアフガン戦争に終止符か?と報道されていたこともあり、復興するカブールの街と人々の喜びの声を取材できるのかな、と思っていた。

 現実は全く逆だった。「和平合意の前に支配地域を増やしておきたい」というタリバンと、アフガン政府軍の「駆け込み戦闘」が激化して、各地から負傷者、避難民がカブールに逃げてきていたのだ。

この記事は有料記事です。

残り318文字(全文621文字)

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集