5メートル間隔で二つコンビニ? セブンVS元店主「場外バトル」

「セブン-イレブン東大阪南上小阪店」の既存店(右)と駐車場に建設が進む仮設店舗=東大阪市で2021年4月27日、滝川大貴撮影(魚眼レンズ使用)

 コンビニエンスストア最大手「セブン―イレブン」の看板がかかった二つの店舗が、わずか5メートル間隔で建ち並んでいる。加盟店契約の解除と店舗の明け渡しを通告された元店主と、セブンの運営本部が激しく対立し、セブン側が仮設店舗の建設に乗り出した。双方の争いは法廷闘争の枠を超え、前代未聞の「場外戦」に発展している。

 対立の舞台になっているのは、東大阪市内にある「セブン―イレブン東大阪南上小阪店」。住宅街や町工場に囲まれ、本部が掲げる「近くて便利」なコンビニとして地域住民らに利用されてきた。

 「こんなの『場外乱闘』ですよ。強硬な姿勢に断固抗議したい」。4月1日午前、元店主の松本実敏(みとし)さん(59)は長年切り盛りしてきた店舗から、目の前の異様な光景を見つめながら怒りをにじませた。

既存店の目前で「奇策」

仮設店舗の建設が進むセブン-イレブン東大阪南上小阪店

 店舗駐車場を隠すように高さ2メートルほどの囲いが設けられ、数人の作業員が測量を始めていた。既存の店舗から5メートル先で、仮設店舗の建設が始まろうとしていた。

「セブン-イレブン東大阪南上小阪店」の既存店の外壁には、元店主がセブン側への抗議文を張り出している=東大阪市で2021年4月27日、滝川大貴撮影

 松本さんは明かりが…

「セブン-イレブン東大阪南上小阪店」の既存店(右)と駐車場に建設が進む仮設店舗=東大阪市で2021年4月27日、滝川大貴撮影(魚眼レンズ使用)

仮設店舗の建設が進むセブン-イレブン東大阪南上小阪店

「セブン-イレブン東大阪南上小阪店」の既存店の外壁には、元店主がセブン側への抗議文を張り出している=東大阪市で2021年4月27日、滝川大貴撮影

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