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16年ぶりの「ドラゴン桜」 原作と「別物」、期待と戸惑い=碓井広義

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 日曜劇場「ドラゴン桜」(TBS系、日曜午後9時)が始まった。「半沢直樹」の7年を超える、16年ぶりの続編だ。しかも主人公は同じだが、雰囲気は「別物」と言っていいほど異なっている。それは一体なぜなのか。

 前作の舞台は経営難の龍山高校だ。弁護士の桜木建二(阿部寛)は債権者代理として乗り込み、再建案を提示する。それが東大合格者を出して入学希望者を増やすというものだった。原作は三田紀房の同名漫画。その後「ドラゴン桜2」も描かれたので、今回もそれがベースになると思っていた。

 しかし、始まってみると原作を大幅に変えている。まず現場は原作の龍山高校ではなく、私立龍海学園だ。理事長の龍野久美子(江口のりこ)は、学力よりも「自由な校風」を重視することで超低偏差値校にしてしまった。彼女の父親で前理事長の恭二郎(木場勝己)はそれをよしとせず、桜木に賭けたいと考えている。

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