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京丹後市は30日、コウノトリの人工巣塔(同市久美浜町市場)で確認していたひな2羽を、兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)が緊急保護したと発表した。親鳥のペアのうち、雌が京丹後市内で死んでいるのが見つかり、雄が単独で育てると、ひなにとり外敵に襲われる危険性が高まるとして保護を依頼した。市によると、2013年に久美浜町永留の人工巣塔にいた5羽のひなを保護した例があるという。
親鳥は、足環(あしわ)の記載情報から、いずれも豊岡市内の人工巣塔を巣立ち、20年度中にペアが成立したとみられる。市場の人工巣塔で21年2月に巣作り行動を確認。4月6日に親鳥に餌の吐き出しや食べ戻し行動があり、ひな誕生が判明。13日までに計2羽のひなを確認した。しかし、21日、京丹後市久美浜町島の畑のあぜで、雌が農業用のネットに絡まり死んでいるのを住民が発見。身動きできないまま、動物に襲われたらし…
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