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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

人知れず建つ碑や地名などをよすがに、今につながる大阪の知られざる歴史を掘り起こします。

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わが町にも歴史あり・知られざる大阪

/552 東高野街道/48 /大阪

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東高野街道に建つ「すぐ信貴山毘沙門天」の道標=八尾市教興寺2で2020年12月14日、松井宏員撮影
東高野街道に建つ「すぐ信貴山毘沙門天」の道標=八尾市教興寺2で2020年12月14日、松井宏員撮影

 ◆八尾市

合戦地になった教興寺

 大石順教尼のことを書いていて、八尾市立歴史民俗資料館の小谷利明館長の言葉を思い出した。小谷さんは、順教尼も住んだ高安を「文学的な関わりがある里」と話しておられた。

 在原業平の「高安通い」や、謡曲や浄瑠璃で人気を集めた俊徳丸などはまさに文学である。玉祖(たまのおや)神社には、「能楽高安流発祥の地」の碑があった。

 大江山の鬼退治にも高安が登場する。酒呑童子の腕を切った源頼光のもとに、高安の乳母と名乗って腕を見たいと来た女がいた。実は鬼で、腕を取り返しに来たのだった――。

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