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子どもたちの伝言

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学校現場をみつめて/187 オンライン授業 準備不足で活用進まず /四国

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 1年前の4月は、全国で一斉休校となり、子どもの学力保証が大きな問題となりました。そのため、オンラインでの授業の取り組みが始まりましたが、実現できた学校はわずかであり、日本の教育のICT(情報通信技術)化が大きく遅れをとっていることが明らかになりました。そのため国は、1人1台端末の配布など「GIGAスクール構想」を前倒しして、2020年度中にはほぼ全ての学校でタブレット端末等が整備されました。いよいよ活用するチャンスだと考えていた矢先、再び新型コロナウイルスが拡大し、国内の感染者数も昨年と比べものにならないくらい増加し、学校現場でも対策に追われているのです。では、オンラインで授業ができるかというと、そう簡単なことではないのです。

 現在、ウイルスの変異株が子どもにも感染しやすいとの指摘から、学校でも感染が広がる可能性があります。そうなれば、休校という判断もあり得ます。オンライン授業に切り替えることも待ったなしの状況といえるでしょう。しかし、すでに配備されたタブレット端末等は、まだ個々の子どもに配布できる状況にないのです。準備期間がないまま、新年度を迎えたからです。教師も使い方が分からず、研修も途上です。

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