混迷アフガニスタン、米軍不在は何をもたらすか アルカイダの今

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
アフガニスタンを訪れたダンフォード統合参謀本部議長(当時)を迎える駐留米軍。バイデン政権は9月11日までにアフガンから軍を完全撤収すると決めた=2017年12月、AP
アフガニスタンを訪れたダンフォード統合参謀本部議長(当時)を迎える駐留米軍。バイデン政権は9月11日までにアフガンから軍を完全撤収すると決めた=2017年12月、AP

 バイデン米政権は4月29日、アフガニスタン駐留米軍が撤収を始めたと明らかにした。駐留の契機となった米同時多発テロの首謀者ウサマ・ビンラディン容疑者が潜伏先のパキスタンで米軍に殺害されて2日で10年。同容疑者が率いた国際テロ組織「アルカイダ」とアフガンの旧支配勢力「タリバン」は今も連携していると見られる中で、米軍の不在は何をもたらすのか。

アルカイダとタリバンの関係は

 「タリバン指導部は、アルカイダとの連携はリスクだと学んだ。客人なので追い出せないが、静かにしていてほしいと思っているはずだ」。タリバンに詳しいパキスタンのジャーナリスト、ラヒムラ・ユスフザイ氏はこう話す。

この記事は有料記事です。

残り3062文字(全文3349文字)

あわせて読みたい

注目の特集