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愛する双葉町で成人式、原発事故後初 新成人「次の世代へ」

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同級生たちと一緒に記念撮影する石井美有さん(手前中央)=福島県双葉町で2021年5月1日午後1時55分、玉城達郎撮影
同級生たちと一緒に記念撮影する石井美有さん(手前中央)=福島県双葉町で2021年5月1日午後1時55分、玉城達郎撮影

 東京電力福島第1原発事故による全町避難が唯一続く福島県双葉町で1日、成人式が開かれた。原発事故後、町内で式を開くのは初めて。双葉町は帰還困難区域に指定され、以前の暮らしを取り戻せていない。それでも新成人たちは、愛する古里で門出を祝った。

 避難指示は2020年春に一部で解除され、成人式は同年秋に開所した町産業交流センターで開かれた。式には県内外に住む62人のうち19人が出席した。原発事故の後、式はいわき市などで開かれており、今年も1月にいわき市で開催する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期された。こうした中、式の実行委員長で立教大3年の石井美有さん(20)らが古里での式の開催を提案し、実現した。

 石井さんは双葉町に生まれ、原発事故が起きた時は双葉北小学校4年だった。家族4人で県内の親戚宅に避難した。転校先でいじめにあったり、いわき市に移り住んでから通った高校ではクラブ活動を巡る悩み事で体の不調を訴えたりと、苦労も多かったという。

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