良質フェムテック製品、普及に期待 自民議連、法的位置づけ提案

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フェムテック議連設立総会で製品の説明を受ける自民党の野田聖子氏(手前左から1人目)=宮路拓馬衆院議員事務所提供
フェムテック議連設立総会で製品の説明を受ける自民党の野田聖子氏(手前左から1人目)=宮路拓馬衆院議員事務所提供

 生理や妊娠、更年期障害など女性特有の悩みを、新しい技術で解決する「フェムテック」と呼ばれる製品とサービスの普及を促す取り組みが本格化してきた。自民党議員連盟の提言で、産官のワーキンググループが近く発足し、製品の効能を明確にし、粗悪品を排除する規制を検討する。働く女性の生活を改善し、成長市場に発展することが期待されている。

生理や妊娠…品質の確保課題

 フェムテックは「Female(フィメール=女性)」と「Technology(テクノロジー=技術)」をかけ合わせた造語。米国や欧州で早くから注目され、米調査会社によると、世界全体の市場規模は2025年までに5兆円に膨らむと予想される。

 製品やサービスの種類は幅広い。

 生理関連の製品では従来、ナプキンやタンポンが使われてきた。フェムテック製品の「吸水型ショーツ」はカジュアル衣料品店「GU(ジーユー)」が3月に販売を始めて話題を呼んだ。ナプキンによるかぶれなどが気になる場合、ショーツそのものに吸収機能があるため、生理期間中もナプキンをつけずに使用できる。また、膣(ちつ)にシリコン製のカップを入れて経血をためる「月経カップ」は蒸れやにおいがなく、消毒して繰り返し使うため、環境に良いとされる。

 しかし、同じ生理関連の製品でも、…

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