「九州豪雨の1.3倍で緊急放流」 国が公表せず破棄 検討中のダム

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川辺川ダムの建設予定地周辺。用地買収などはほぼ完了している=熊本県相良村で2020年11月17日午前10時半、本社ヘリから津村豊和撮影
川辺川ダムの建設予定地周辺。用地買収などはほぼ完了している=熊本県相良村で2020年11月17日午前10時半、本社ヘリから津村豊和撮影

 2020年7月の九州豪雨被害を受け、国が熊本県の川辺川に建設を検討しているダムについて、国土交通省九州地方整備局が九州豪雨の1.3倍以上の雨が降れば異常洪水時防災操作(緊急放流)をすることになると計算していたことが関係者への取材で判明した。整備局は計算結果を公表しておらず、毎日新聞の開示請求に関係文書を「破棄した」と回答した。

 九州豪雨では熊本県の球磨川が氾濫し、流域で50人が死亡。国や県、流域自治体でつくる「球磨川流域治水協議会」が支流の川辺川でのダム建設を含む治水対策を議論している。

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