70歳の美大生、彫刻を寄贈 昭島市の施設で展示 /東京

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 70歳の美大生が、昭島市に自分の彫刻作品を寄贈し、4月から同市の教育福祉総合センター「アキシマエンシス」の庭に展示されている。作品を寄贈したのは八王子市にある東京造形大美術学科彫刻専攻4年の木村州一(しゅういち)さん(70)=立川市西砂町。

 木村さんは立川生まれ。高校時代は美術部で油絵を描き、美術大学を目指したが、父親の猛反対で断念。一般の大学に入学し、卒業後は釣り具メーカーに入社して38年間にわたり、釣り具の企画や開発などに従事した。また、昭島市内に家を購入。近所との関係も良好で、母親の介護のため転居するまで27年間、同市で生活した。

 しかし、定年退職後の人生を考えた時に「やはりやりたいことをしたい」と改めて美術を目指すことにした。2年間の予備校通いの末、2018年、67歳の時に一般学生として東京造形大に入学。1、2年次はスケッチなど基礎を学び、3年次に自分の創作として彫刻を作ることなった。

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