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坂道の途中で・コロナの1年

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坂道の途中で・コロナの1年

病魔退散祈り続ける 高野山真言宗宗務総長・添田隆昭さん(74) /和歌山

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新型コロナウイルス感染症の高野山や宗教への影響を語る高野山真言宗宗務総長の添田隆昭さん=高野町で2021年4月22日午後2時35分、藤原弘撮影
新型コロナウイルス感染症の高野山や宗教への影響を語る高野山真言宗宗務総長の添田隆昭さん=高野町で2021年4月22日午後2時35分、藤原弘撮影

 弘法大師空海が開いた高野山(高野町)は、高野山真言宗総本山金剛峯寺を中心に、国内外から観光客が訪れる空間だ。しかし、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が出された2020年春以降、様相は激変。宿泊客ら観光客が減少し、高野山内の宿坊寺院などに大きな影響が出ている。

 自坊は宿坊寺院の一つの蓮華定院。「宿坊は生活の大きな糧だけに、お客さんが来られず新型コロナの打撃が大きい。自分の足元が崩れていくような不安がある」と話す。宿坊寺院と関係する青果店や豆腐店、和菓子店などへの影響に触れ「皆が困っている。宿泊客が来ないと、山全体が潤わない」と言う。

 県が3月に公表した観光のデータ(速報値)によると、高野山の2020年の宿泊者数は約5万1000人で、前年の22%まで大幅に減少。外国人は前年より93%減の約7500人だった。

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