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影山貴彦のテレビ燦々

同志社女子大学メディア創造学科教授・影山貴彦さんがつづるテレビにまつわるコラムです。

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影山貴彦のテレビ燦々

秀作。「生きるとか死ぬとか父親とか」 温かく切なくてくすっと笑えて

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 <影山貴彦のテレビ燦々(さんさん)>

 親子関係は、いつの時代も難しい。特に親が年老いてからの関係性は、その難しさが際立つ。読者の中にも、日々頭を悩ませている方がおられることだろう。 

 そんな方に、ぜひお勧めしたいドラマがある。娘のトキコ役が吉田羊で、父親の哲也役は國村隼。2人のうまさに浸れるはずだ。「生きるとか死ぬとか父親とか」(テレビ大阪系)。今期も数多くのドラマが放送中だが、これを見ないのはもったいない。

 アクの強い哲也との関係性に悩みつつ、いとおしく思う気持ちもまた強く、何かと気にかけるトキコ。そんな娘に心の内では感謝しながら、照れ臭さも相まって折に触れ娘に甘え、振り回す父。若き日のトキコ役を演じる松岡茉優も印象深い。

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